山形・川西町の病院で看護体験会が開かれ、看護師を目指す高校生18人が、生後間もない赤ちゃんとふれあうなど“現場”を体験した。高校生たちは、「看護師になる」という目標の実現に向け思いを新たにしていた。
将来の職業選択のきっかけに

看護体験会は、将来看護師を目指している高校生を対象に、医療現場の仕事内容を体験してもらおうと公立置賜総合病院が行っているもの。新型コロナの影響で4年ぶりとなった今回は、置賜地域の高校生18人が参加した。

生徒たちは、看護師の仕事内容について説明を聞いたあと、入院患者のもとを訪れ、会話しながら手足や髪を洗う仕事を体験した。

産婦人科の病棟に行ったグループは、生まれたばかりの赤ちゃんの入浴を見学したり、抱っこのコツを教わったりしながら命とふれあった。

体験した高校生:
赤ちゃんはすごく温かくて、生きているんだと実感した。将来の職業選択のいいきっかけになった

体験した高校生:
患者さんにしかわからない皮膚の状態や感覚を気遣うという、自分では気づけない部分を教えてもらい勉強になった

体験した高校生:
患者さんに寄り添っていける看護師になりたい

医療現場の喜びや責任を肌で感じた生徒たちは、看護師になるという目標の実現に向けて思いを新たにしていた。
(さくらんぼテレビ)