皇后さまはきのう8日、代々の皇后に受け継がれる、皇居内での養蚕(ようさん)の今年最初の作業に臨み、その後ご家族そろって蚕に桑の葉を与えられた。
8日午前、皇居にある紅葉山御養蚕所で「御養蚕始(ごようさんはじめ)の儀」が行われ、皇后さまは孵化したばかりの蚕に今年初めて桑を与えられた。

皇居でのご養蚕は、明治時代以降、歴代の皇后が担ってきたもので、皇后さまは上皇后美智子さまから引き継がれた。

4年目となる今年は感染対策を講じた上で、去年に続き、日本古来の品種・「小石丸(こいしまる)」など4種類の蚕を育てられるという。

儀式の後、天皇陛下と長女の愛子さまも御養蚕所を訪れ、ご家族揃って蚕に桑の葉を与えられた。

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