台湾の蔡英文総統がアメリカのマッカーシー下院議長とロサンゼルス郊外で会談したことについて、松野官房長官は6日、「政府として大きな関心を持って注視している」と述べた。
その上で、松野長官は「台湾海峡の平和と安定は我が国の安全保障はもとより、国際社会全体の安定にとっても重要」と指摘し、「台湾を巡る問題が対話により平和的に解決されることを期待するというのが、政府の従来からの一貫した立場だ」と強調した。
また、松野長官は、台湾海峡の平和と安定の重要性について、日本として中国側に直接伝えるとともに、アメリカなどの同盟国と緊密に連携していく考えを示した。