海に面しており自然豊かな北海道石狩市は、食材の宝庫。

今回は、石狩市内で人気を集めているお店を調査した!

大人気!しっとりスコーン専門店

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花川エリアに、オープンしてわずか4か月ながら大人気の“スコーン専門店”がある。

話題の人気店「komugi.」では、約200個のスコーンが午前中のうちに完売することも珍しくない。

スコーンの種類は日替わりのため、常連の人からも「毎日来ても楽しめる!」という声が。

“北海道バター”が一番人気。バターたっぷりで生地のしっとり感がたまらない。

“リッチチョコ”は、名前の通り濃厚で贅沢な味わい。

ビターチョコレートがたっぷりで、甘すぎない大人の味が人気だ。

「しっとりしたスコーンが大好きで、さまざまなカフェやパン屋さんを巡り研究しました」と話す、代表の金子さん。

道産小麦の“きたほなみ”を使用し、牛乳とバターを多めに加えてしっとりとした食感に仕上げているのだという。

こちらは“クランベリーと紅茶”のスコーンだ。

香り高い紅茶の風味と、クランベリーの酸味が相性抜群!

お店の看板は、代表のお母さんがデザインしたのだという。

かわいらしい看板を目印に、唯一無二のしっとりスコーンを買い求めては。

コスパ最強「デカ盛り海鮮丼」

海の幸も豊富な石狩市で、デカ盛りの“海鮮丼”が楽しめるお店がある。

「まま屋」には、看板に“まんぷく処”の文字が!

開店から1時間で完売することもあるという、贅沢盛りのランチが大人気だ。

これでもかというほどふんだんに盛られた海鮮、「刺身定食」だ。

店主も「何種類盛っているかわからない」というほど、豪快に盛られている!

お刺身は新鮮でネタも大きく、食べ応え抜群だ。

市場を何軒かまわり、旬のものや珍しいものを仕入れているのだそう。

以前は鮮魚店を営んでいたそうで、目利きも素晴らしい。

大盛りで、ごはんが見えないほどたっぷりの海鮮をいただけるのが「海鮮丼」だ。

たっぷりの海鮮がのっていて、税込1,800円!

高級なウニもたっぷり。とろける食感がたまらない。

採算度外視で、お客さんの満足度を重視して提供されていることが伝わる。

海鮮丼には脂がのった中トロも!本当に贅沢だ。

なんと今回、テレビの取材を受けるのは初めてなのだという。

海鮮丼もお刺身定食もボリューム満点。コスパ最強の人気店に是非訪れてみてはいかがだろうか。

石狩産食材の「絶品ポトフ」

続いては、絶品ポトフが大人気のお店を紹介する。

「ラ・ポテ」は、以前まで小樽市銭函で「ムラタ・ポトフー」というお店を経営していた家族が営むお店。

前のお店の時から石狩の食材をよく使っており、移転するなら石狩に、と以前から決めていたという。

看板メニューのポトフは、グレーストーストまたはバターライスがセットになっている。

彩り鮮やかな野菜と、見るからに柔らかそうなお肉が食欲をかきたてる。

シャキシャキとした歯ごたえは残しつつ、野菜の甘みや旨みが最大限に引き出されている。

野菜はひとつひとつ別々に煮込み、すべての味付けを変えているこだわり。

直接農家と取引をしたり、JAいしかり地場市場「とれのさと」で安く仕入れたりしている。

スープは鶏がら、もみじ(鶏足)、香味野菜などに加え、数種類のスパイスを効かせている。

長時間煮込むことで、コクのある深い味わいになっている。

お肉もよく煮込まれていて、繊維質までしっとり柔らかい。

石狩のブランド豚である「望来豚」は、きめ細やかな霜降りと甘みの強い脂身が特徴的。

望来豚がポトフになるまでは、1週間も要する。

3日間マリネにしてからさらに3日間熟成させ、最終日に煮ることでしっとりとした濃厚な味わいになるのだとか。

特製ブイヤベースは、見るからに手間がかかっていておいしそう。

海のエキスがギュッと凝縮された、濃厚なうまみがたまらない。

とろけるうまみの真ガレイは、くどくなく飽きのこない味わいだ。

スープのベースは、魚のダシに香味野菜やトマトを加えた「ヒュメ・ド・ポワソン」というものだそう。

乳化させた卵黄とにんにくの「アイオリソース」を好みで合わせると、酸味とコクが絶妙なバランスの味わいになる。

石狩の食材をふんだんに活用したポトフやブイヤベース、ぜひ楽しんでみてはいかが?

北海道文化放送
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