第35回東京国際映画祭で、特別招待上映作品に出品されている「母性」のジャパンプレミアが10月27日に行われ、主演の戸田恵梨香（34）さん、戸田さんの娘を演じた永野芽郁（23）さん、高畑淳子（68)さんらが登場した。
めざましテレビのインタビューでは、戸田さんと永野さんの仲の良さが伝わる、ほっこりトークを繰り広げた。
永野芽郁「戸田恵梨香は“怪物”」
11月23日から公開される映画「母性」は、ベストセラー作家、湊かなえさんの同名小説を実写映画化。娘を愛せない母と、母に愛されたい娘。二つの視点から、未解決事件の真相が明らかになる様子を描くミステリー。
先に行われた完成報告会で、戸田さんの印象を聞かれた永野さんは、「本当にスイッチが入った時の戸田さんは怪物みたい」と語った。
“怪物”という独特な表現に反応した戸田さんと目が合い「そう？」と聞かれると、「恐ろしいんです」と続けた永野さん。
「誰も声をかけられないぐらい、（役に）グウァ！って入っていくので、それを間近で見させていただいけのはすごい貴重な経験になりました」と、戸田さんの風格に圧倒されていたようだった。
永野芽郁に虫がたくさん…戸田恵梨香が手で「シッシッ！」
撮影時のエピソードについて、「落ち葉の上に倒れているシーンがあるんですけど、虫がすごくて！」と明かした永野さん。「でも戸田さんが必死に声をかけてくれるシーンだったので、『絶対に動けない！はぁ動きそう、動けない！』っていう葛藤が大変でした」と振り返った。
この時の永野さんについて戸田さんは、「芽郁ちゃんの顔には近づいていたので、チラチラチラチラ（虫が）飛んでいるのを、こう、こう、払ってました」と語り、手で虫を払うしぐさを見せた。
戸田恵梨香 門限は6時半
めざましテレビの小山内鈴奈アナウンサーが戸田さんと永野さんにインタビュー。母と娘を描いた映画ということでこんな質問。
小山内鈴奈アナウンサー：
お母さまと衝突しちゃったことだったり、もしくは褒められてうれしかった思い出はありますか？
戸田恵梨香：
中学生のとき門限が6時半だったんですけど、「6時半は早すぎる！」っていうのが唯一の反抗でした。
永野芽郁：
走るのが大好きだったので（運動会で）走る種目に出ることが多かったんですよ。そのたびに、母の声援がすごくて…。
戸田恵梨香：
聞こえるの？
永野芽郁：
聞こえるんです。
戸田恵梨香：
泣きながら走ったの？
永野芽郁：
泣いてないですよ！（笑）走りながら、お母さんのこと探して見つけたと思ったけど走ってるから通過していくじゃないですか。次に回ったときに手を振ろうと思って、手を振ってとかやってましたね。
戸田恵梨香：
かわいい…。
永野さんのエピソードに戸田さんもほっこりした様子。続いて「お互い直してほしかった癖やしぐさ」を聞いてみると、「ケンカさせたいんですか？（笑）」といぶかしげな戸田さんに、永野さんは爆笑していた。
永野芽郁：
あっ！あります！戸田さんは、頭がよすぎる！
戸田恵梨香：
へぇ～。
永野芽郁：
でも直してほしい訳じゃないんですけど、私のバカが目立つんです（笑）
戸田恵梨香：
そんなことないでしょ？
永野芽郁：
イヤイヤ！ホントに戸田さんすごいんですよ。私の役のことまで理解していて、視野が広すぎて、そして頭がよすぎて、（頭の）回転が速すぎて、（私の）バカが目立つんです（笑）
永野さんが「私はどうですか？」と戸田さんにたずねると、戸田さんは何やら悩ましげ。
戸田恵梨香：
ずっと考えていたんですけど、半分話聞いてなかったんですけど…。
永野芽郁：
えっ！（笑）
戸田恵梨香：
いつも笑顔で過ごしているっていうところが、すごいなと思ってて。
小山内鈴奈アナウンサー：
なかなかできない。
戸田恵梨香：
できないですよね。
小山内鈴奈アナウンサー：
秘訣を知りたいです。
永野芽郁：
内緒です（笑）
戸田恵梨香：
もしかしたら、芝居のこと何も考えてないかもしれない。
永野芽郁：
ちょっと、やめてくださいよ！それは一番やばいです（笑）
まるで家族のように、仲良しなかけ合いを見せた。
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（「めざましテレビ」10月28日放送分より）
