政府の『緊急事態宣言』は首都圏や関西圏などで出される見通しで、東海3県は今のところ対象ではない模様だ。仮に宣言が首都圏などで出された場合、東海地方にどのような影響があるのだろうか。

愛知県では現在、「東京都・大阪府への移動自粛」を要請していたが、7日に宣言が首都圏・関西圏に出されると、大村知事は東京・大阪に加え「神奈川・千葉・埼玉・兵庫・福岡県への移動自粛を求める」ことになる。

こうした、宣言が出された都道府県への移動自粛について、東海3県の知事は4月6日午後、3県で足並みを揃える方針を確認した。

では、東海地方と首都圏・関西圏を結ぶ、鉄道や高速道路はどうなるのだろうか。

JR東海は東海道新幹線について、「運行は適切に確保する。緊急事態宣言を理由とした減便の予定はない」としている。ただし需要が減ればダイヤの縮小はあり得るとのことで、すでに5月分は一部縮小が決まっている。

また中日本高速は、「通行止めはないだろうがSAの休業はあり得る」としている。少なくとも物理的に人が移動できなくなるということはないようだ。

というのも、この「緊急事態宣言」は「ロックダウン=都市封鎖」ではないため、都市間の移動は「自粛」を呼びかけるに留まるのだ。

ここで心配されるのが、緊急事態宣言が出た東京などから地方への「避難的」な移動が急増することにならないかということ。

もちろん、宣言が出された都道府県の人すべてが感染者というわけではないが、感染拡大を防ぐには移動を抑えることも必要となる。

宣言が出ることで、危機感から地方に移動する人が増え、全国的に感染が広がるという懸念も残されている。

(東海テレビ)