1999年、渋谷109で伝説を作った女性を覚えているだろうか。

1月9日(木)放送の「直撃!シンソウ坂上」(フジテレビ系)では、「あの美女たちの海外・離島移住生活のシンソウスペシャル」と題し、3人の女性に密着した。

人気絶頂の中、表舞台から姿を消す

当時、渋谷109の「EGOIST」で働いていたカリスマ店員の森本容子さん。

ファッションリーダーのカリスマ店員が着る服は飛ぶように売れ、頭から足の先まで全身まるまる同じアイテムを買う客が続出した。

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いちアルバイト店員にも関わらず、森本さんが店に立つと1日の売上がなんと1000万円。彼女のスタイルまるまる一冊紹介した雑誌も創刊され、イベントでランウェイを歩けば一瞬でギャルたちの注目の的に。

そんな森本さんは人気絶頂の中、約1年半でカリスマ店員を辞め、表舞台から姿を消してしまうが、その後の彼女はとんでもない大成功を収めていた。

今、森本さんが暮らすのはインドネシアのリゾート地、バリ島。優雅に暮らす豪邸を訪ねると、迎えてくれた森本さん。42歳となった森本さんだが、20年間と変わらぬ若々しさを保ちつつも、肌も髪の色もギャルの時代とは一変していた。

早速家の中を案内してもらうと、最初に見えたのは仕切りのない180畳の広々としたリビングスペース。部屋の至る所には、こだわりのインテリアが置かれ、キッチンの照明にもこだわっていた。

2階には約40畳の寝室。まるで“お姫様ベッド”のような寝室だが、「本気の蚊帳です。蚊が多いので、雰囲気とかではなく本気のやつです!」と明かした。

さらに、庭には海外の豪邸ならではのプールもあり、「暑い日は帰ってきてそのままプールに入ったりします」と話した。

自身のブランド立ち上げ大成功

なぜ、森本さんはバリの豪邸で優雅に暮らせるようになったのか。

森本さんは1999年に渋谷109の「EGOIST」を辞めた後、人気ブランド「MOUSSY」の立ち上げに関わるが、5年で退職。2006年に自身のブランドを立ち上げた。

東京のオフィスで洋服の企画デザインからプロデュースを一貫して担い、現在はオンラインショップを中心に展開している。自身のブランドの服を売るために、テレビショッピング番組にも自ら出演。そのブランド名は「ヨーコ・モリモト」。

売れ行きについてテレビショッピング番組の担当者は「売れています!当初は60分くらいで5000枚売れればいいかなと思って発注をしていたんですが、ふたを開けてみたらその半分の30分で7000枚以上売り切ってしまいました」と話す。

多いときで年商23億円を稼いだという森本さんが、バリ島移住を決断したのは「家族と一緒に過ごすため」。

2016年、バリを拠点に仕事をするルイさんと結婚し、家族の時間を作ろうとバリ島移住を決意。その理由を森本さんは「不育症でなかなか妊娠しても育たなく、4年くらいかかってやっと生まれてきてくれた」と明かした。

森本さんは妊娠してもお腹の中で子どもが育たず、3回の流産を経験。そして、2018年12月に41歳で待望の長男を授かった。

今、森本さんはカリスマ社長として活躍しながらも、家族との大事な時間を過ごすためにバリ島で暮らしている。

スタジオでは、女性たちの移住の決断について触れた番組MCの坂上忍は「ポンっと行けるのが女性のすごさだと感じた。男は格好付けている割には、保守的だったりするじゃないですか」と、尊敬のまなざしを向けていた。

(「直撃!シンソウ坂上」毎週木曜 夜9:00~9:54)

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