10月24日、鳥取県琴浦町で風力発電所の風車1基が燃えた火事について、風力発電会社の代表が平井知事に謝罪するとともに原因の特定を急ぐ考えを示しました。
日本風力開発・松島聡代表取締役:
ご心配をおかけしまして、大変申し訳ございませんでした。
26日午前、米子市の県西部総合事務所で東京の風力発電会社「日本風力開発」の代表が平井知事と面会し、今回の火事について謝罪しました。
火事は、24日午前に発生。
琴浦町金屋の東伯風力発電所の風車から火が出ました。
消防などが出動しましたが、出火場所は60メートルほどの高さで放水が届かず、火は約2時間半後、自然に鎮火。
けが人はいませんでしたが、風車1基が燃え、部品が焼け落ちるなどしました。
火事を受けてこの発電所では現在、すべての風車の運転を取りやめています。
風力発電会社の説明によると、出火した可能性が高いのは主要な機械部品を収納した「ナセル」と呼ばれる箱状の部分で、何らかの理由でナセル内の温度が上がり、発火したとみていて、温度が急上昇した原因を調査するとしています。
東伯風力発電所は琴浦町に風車13基を設置し、2007年に運転を開始。
2020年には強風で風車の羽根が破損し、破片が落下する事故が起きていて、平井知事は2020年の事故も踏まえ、風車の運転再開に向けては安全確保の徹底と地元の理解を得るよう申し入れました。
鳥取県・平井知事:
再び稼働させるということは地元の了解なくしてできないということに、前回のブレード落下事故の時に締結しましたので、今後、安全を第一にとして交渉にあたっていきたい。
日本風力開発・松島聡代表取締役:
実際、事故を起こしてしまったんですけども、そうした経験を積み重ねていって事故が少ない発電所を運営していきたいと考えている。
風力発電会社は今後、原因の究明を進めるとともに再発防止策をまとめ、県に報告するとしています。
