この週末、和歌山では観測史上初の数値も記録した台風30号による大雨。
台風30号は温帯低気圧に変わりましたが、今夜遅くにかけても各地で雨が降る見込みで、土砂災害などに注意が必要です。
■「だいぶヤバいなぁ…」車の走行が危険な状態に 和歌山で観測史上最大の大雨
【視聴者撮影動画】「和歌山、だいぶヤバいなぁ。これ行ける?前」
きのう=25日、10月として観測史上最大となる1時間に68ミリの雨が降った、和歌山市内で撮影された映像には、道路が冠水し、車での走行が危険な状態となっている様子が残っていました。
【動画撮影者】「歩道を歩くところまで水が浸かっている状態でした。もう車進むしかなくて。感じたのは恐怖です。子供は怖がっていました」
■「土砂災害危険警報」もレベル4に
25日、台風30号の影響で、北部を中心に一時、レベル4の「土砂災害危険警報」が発表される大雨となった和歌山県。
【記者リポート】「私は今、和歌山県由良町に来ています。雨粒が傘に当たってばらばら音がするほど激しい雨が降っています」
和歌山県由良町では、強い雨が降る中で、車が水しぶきをあげながら走る様子も確認できました。
■長崎では79歳男性が死亡
13年ぶりに「30号」が発生する形となった、ことしの台風。
10月下旬の列島各地に、爪痕を残しました。
五島市で12時間に221ミリの雨を記録した長崎県では、25日夕方、79歳の男性が死亡しているのが発見されました。
警察によると、男性の家族は「昼過ぎに家を出た。台風接近に備え船の様子を見に行ったのではないか」と話しているということです。
また、一時レベル3大雨警報が発表された静岡県の沼津市では、周囲が見えにくくなるほどの激しい雨が降り、用水路の水があふれ、高架下に水が流れこむ様子もみられました。
■「元台風」と「秋雨前線」で、今も断続的に雨が続く…
北上を続けたのち、25日午後9時に温帯低気圧に変わった台風30号は、「元台風」となったあとも、各地で強い雨を降らせています。
元台風と秋雨前線の影響で25日から断続的に雨が続く和歌山市。
25日、一時冠水した和歌山城前の観光地”けやき大通り”ではきょう=26日も、店の前にはまだ土嚢が置かれたままになっています。
【街の人】「やはり怖いです。降ればすごい降るから。想像以上の雨が降るから。そしたらトイレも逆流しますし、家の中に水が入らなくても下水が使えない」
■静岡県では県道で土砂崩れ発生
また、静岡県浜松市では正午ごろ、県道で土砂崩れが発生しました。
その際、通過しようとした80代の男性が運転する車のバンパーに落石が衝突したということです。
近畿地方では、26日夜にかけて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みで、河川の増水や土砂災害などに注意が必要です。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年10月26日放送)
