台風30号から変わった温帯低気圧や前線の影響で、福岡県内の各地ではまとまった雨が降りました。
水不足が続く中、ダムの貯水率に変化はあったのでしょうか。
◆記者リポート
「午前8時すぎの福岡市天神です。断続的に降り続いた雨の影響で道路には水たまりができていて歩道にも広がっています」
26日の福岡県内は、台風30号から変わった温帯低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となり、昼すぎまで雨が続きました。
◆記者リポート
「今、冠水の影響で立往生していた車のレッカー作業が行われています」
北九州市小倉南区では冠水した道路で車が動けなくなるトラブルも発生しました。
◆車の所有者
「いきなりすごい深いところにはまってしまって、エンジンが切れました。よく水たまりになるとは聞いてましたけど、あんなに川みたいになったのは私は初めての経験」
各地で雨による混乱が広がる一方で…。
◆記者リポート
「朝倉市のダムです。断続的に雨が降り続いています。こちらの水たまりからダムに雨水が排水されていきます」
23日までの貯水率が17.7%と県内のダムで最低の貯水率だった朝倉市の江川ダム。
2月には約50年ぶりにダムに沈んだ村が出現するなど渇水が深刻化し、貯水率は一時回復したものの雨が少なく再び落ち込んでいました。
今回の雨で26日午前9時時点の江川ダムの貯水率は18.4%と、大幅な回復には至りませんでした。
◆水資源機構 篠原亮二さん
「きのうからの雨は50ミリ程度。ダムの貯水率はわずかながらでも増えています。恵みの雨が降ったが貯水率は平年の3割程度ということで、非常に厳しい状況には依然変わりがないですね」
県内各地にさまざまな影響をもたらした今回の雨。
渇水の解消にはまだしばらく時間がかかりそうです。
