地域の企業などを訪れ、社会の課題やその解決に向けた取り組みを学ぶ校外学習を広島井口高校が10月21日行いました。
校外学習は1年生320人を対象に実施され、街づくりやロボット、海洋、防災、平和など10のコースに分かれ、企業や施設の見学、講演などを通して学びました。
今回の校外学習では学校の要請を受け、商工センターにある「協同組合 広島総合卸センター」の協力のもと複数の企業が生徒を受け入れました。
このうち20人が訪れたのは、広島市南区にある三光電業のロボットパークひろしまです。生徒たちは会社の事業やロボットの仕組みについて説明を受け、施設を見学。
その後、生徒たちはタブレットを使い、ロボットアームでスナック菓子をつかんで運ぶプログラミングに挑戦しました。強くつかむと壊れ、弱すぎると持ち上がらないため、つかむ力やアームの位置、動く速さを調整しながら、狙い通りに動かす難しさを身をもって体験しました。
参加した生徒からはタブレットでロボットを動かせることへの驚きや、一つ一つの命令を組み合わせることで複雑な動きが生まれることへの気づきが聞かれました。またロボットを作るだけでなく、さまざまな機器を組み合わせ、現場で使えるようにする仕事への理解が深まったようです。
また、三光電業の森脇専務取締役は高校生へ指導にあたっている社員が文系出身であることも紹介。文系・理系にかかわらず、暮らしを支える産業用ロボットやものづくりの仕事に関心を持ってほしいと述べました。
広島井口高校は実社会で働く人が直面する課題や、解決までの過程を知ることで、生徒が社会への視野を広げ、自ら問いを立てて考える力を養うことを目指しています。
