生活保護基準が引き下げられたことは違憲として、県内の受給者が佐賀市や県を相手に訴えた裁判の上告審で23日、最高裁は引き下げは違法とする判決を言い渡し原告側の逆転勝訴となりました。
この裁判は、国が2013年から生活保護基準を引き下げたことに対して、全国各地の生活保護受給者などが生存権を保障した憲法25条に違反しているとして、県や市を相手に各地で訴えを起こしたものです。
このうち、県内の生活保護受給者や弁護団は2014年に佐賀市や県を訴え、変更決定処分の取消を求めましたが一審の佐賀地裁は請求を棄却。
二審の福岡高裁も控訴を棄却する判決を言い渡し、原告側は去年3月、最高裁に上告しました。
23日開かれた裁判で最高裁の林道晴裁判長は「原審の判断には、判決に影響を及ぼすことが明らかな法令の違反がある」などとして、生活保護基準の引下げは違法という判決を言い渡し原告側の逆転勝訴となりました。
