九州新幹線長崎ルートをめぐり、来年度から予定されている環境アセスメントを前に、国と県は23日、佐賀空港周辺を含む23カ所で地質調査を行うことを決めました。
23日県庁で開かれた2回目の技術検討会には、国と県、鉄道・運輸機構から13人が参加しました。
整備方針が決まっていない九州新幹線長崎ルートの新鳥栖‐武雄温泉間をめぐってはルートを特定しない環境アセスメントが来年度から始まる予定です。
23日の検討会では、環境アセスの実施に向けた地質調査についてボーリングなどを県内23カ所で行うことで合意したということです。
【リポーター】
「来年度から始まる環境アセス実施に向けた事前調査は、全部で23地点で行われ、佐賀駅から佐賀空港周辺にまで及びます」
国側は当初、調査地点を「10カ所程度」と提案していましたが、県が見直しを求め、倍増した形となりました。
調査は佐賀空港周辺も含まれていて、11月中に始まる見込みだということです。
【国土交通局鉄道局 小林太郎次長】
「影響の範囲は全てしっかりカバーしていくということについては前回のカ所数(10カ所程度)だと少しわからないところがあるんじゃないかと。県の皆さんがご安心いただける範囲でどこまでやるのが良いのかというのを調整した結果、この数が適切ではないかとなった」
【佐賀県地域交流部 寺田博文部長】
「事前調査を今年度しっかりやっていくということが大事だと思っておりますので、国交省と機構さんと一緒になって地元調整もありますので、しっかりそこは協力してやっていきたいというふうに思っています」
一方、九州新幹線鹿児島ルートからの分岐については、「高速で分岐する場合、分岐する場所には175m以上の連続した直線区間が必要」などの検討事項が示され、今後引き続き議論を進めるということです。
