台風30号が強い勢力を保ったまま、沖縄の先島諸島に近づいています。石垣島の南の海上を北上しており、まもなく石垣島も暴風域に入る見込みです。
片平敦気象予報士が解説しました。
■「台風30号」暴風域が大きく広がる
【片平気象予報士】
台風30号の中心気圧は925ヘクトパスカルで、大型で非常に強い勢力です。一時に比べれば勢力はやや弱まっていますが、風速25メートル以上の風が吹く暴風域は大きく広がっています。
情報ボードによると、最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、北西へ時速15キロで進んでいます。
台風は北上し、あす=23日からあさって=24日にかけて先島諸島の近くを通過します。
暴風域に入る時間は丸1日から2日ほどに及ぶ可能性があり、風が強くて外に出られない状況が1日以上続く恐れがあります。
■近年は10月も台風シーズン 週末から週明けにかけ近畿に影響も
その後は進路を次第に東寄りに変え、温帯低気圧に姿を変えながら、月曜日ごろに西日本の近くへ達する見通しです。近畿でも影響が大きくなるおそれがあります。
台風シーズンは9月というイメージがありますが、近年は10月も台風シーズンです。10月に大きな台風が被害をもたらした例もあり、まだ油断できないと考えておく必要があります。
近畿では、台風に加えて秋雨前線も近くにあります。今年は台風と秋雨前線が重なって大雨になることが何度もありました。今回も同じ心配があります。
週間予報では、あす=23日金曜日は南から雨が降り出し、土曜日、日曜日、月曜日、火曜日と4日間、雨が続く見通しです。
台風の進路や湿った空気の流れ込み方によっては、大雨になってもおかしくない状況です。
■近畿の天気は下り坂
きょう=22日の近畿は、日中は爽やかな秋晴れになりました。
最高気温は京都で22.8度、大阪で24.3度、奈良で23.6度でした。昨日は京都で観測史上最も遅い真夏日(最高気温30度以上の日)を記録しており、一転して過ごしやすい陽気となりました。
あす=23日は高気圧が東へ去り、天気は下り坂です。日中は晴れて、のちに曇りとなり、夕方以降は南の方から雨が降る可能性があります。
朝晴れていても、帰りが遅くなる方や南部にお出かけの方は、雨具があると安心です。
■朝の冷え込みはあす以降さらに強まる
朝の冷え込みはさらに強まります。
あす=23日の朝の最低気温は、奈良県の十津川村で9度と1桁まで下がる予想です。奈良市や大津市の市街地でも11度となる見込みで、暖かくしてお休みください。
昼間の気温はきょう=22日と同じくらいで、爽やかな陽気の所が多くなります。
雨が続いたあとは、水曜日ごろからまた気温がぐっと低くなる見通しです。
(関西テレビ「newsランナー」2026年10月22日放送)
