今年も愛媛に“旅するチョウ”が秋を告げに舞い降りました。春は「犬寄峠の黄色い丘」で知られる愛媛県伊予市の絶景ポイントに、暖かい場所へ南下するアサギマダラが姿を見せはじめ、22日も訪れた人を楽しませました。
茶色い縁取りの羽を広げると、太陽の光を受けてまるでステンドグラスのように輝く美しさ。アサギマダラです。
アサギマダラは、秋が本格化するこの時季、暖かい場所を求めて南下するチョウ。遠く沖縄や台湾まで約1000キロを移動することから“旅するチョウ”と呼ばれています。
伊予市双海町にある「犬寄席峠の黄色い丘」も“休憩ポイント”の一つ。目当ては、秋の七草の一つ「フジバカマ」。可憐に咲く花の香りと甘い蜜に誘われ、8年ほど前からこの丘に姿を見せ始めました。
この丘の管理人の松浦弘正さんによりますと、アサギマダラは11日の週は50匹あまり見られたとし、11月初めまで滞在してまた南へ飛んでいくといいます。
訪れた地元の女性:
「アサギマダラが見ごろだということで来ました」
「すごく透明感があって、光が入ると青いキレイな色が出てすごく素敵」
例年であればこの時季、丘はコスモスの花で彩られ、淡いムラサキの「フジバカマ」とコスモスの間を飛び交う様子が見られるものの、今年はコスモスの開花が22日時点で遅れているということです。
“旅するチョウ”が舞い、コスモスも咲いて丘全体が花々に包まれる映画のワンシーンのような光景は、10月末頃から楽しめる見込みです。
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