宮城県は仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合し、名取市に整備する新病院の開院について、2年遅れることを県議会に説明しました。建設業界の人手不足や建築資材が調達困難な状況を踏まえ、工期延長は避けられないということです。
県保健福祉部 志賀慎治部長
「基本計画で目標としていた『2030年度中を目途』から、『2032年度中を目途』に見直すことにした」
これは10月21日に開かれた県議会の環境福祉委員会で、県が報告したものです。
新たな病院は太白区の仙台赤十字病院と名取市の県立がんセンターを統合し、名取市植松に設置されます。
今年1月に公表した基本計画では、開院を2030年度中としていましたが、建設業界での人手不足や建築資材の調達が困難な状況などを踏まえた結果、工期延長は避けられず、開院が2年遅れるということです。
議員からは様々な懸念の声があがりました。
自民党・県民会議 横山隆光議員
「日赤病院やがんセンター、経営にも影響が出てくるのではないかと懸念するが?」
県保健福祉部 志賀慎治部長
「両方とも老朽化が進んでいるので、しっかりした対応と診療体制の継続も含めて手当をしっかりやっていきたい」
県は総事業費については基本計画通り486億円で据え置くとし、今後、関係自治体や地域住民などに対し、説明会の場を設けるなど理解を求めていくということです。
