アメリカのトランプ政権は、中国への情報流出などを懸念し、一部の連邦政府機関から中国のAI企業DeepSeek(ディープシーク)の製品やサービスを排除する命令を公表しました。
アメリカ国土安全保障省は、20日付の通達で、ディープシークの製品やサービスを政府の調達対象から除外するとともに、すでに導入されているものも削除するよう求める命令を公表しました。
対象には、DeepSeekの技術を利用した他社の製品やサービスも含まれています。
国土安全保障省は、中国の法律では政府が民間企業のシステムにアクセスできることから、アメリカ政府職員の機密性の高い情報が中国側に流出する恐れがあると指摘しています。
また、ディープシークのAIは、利用者の個人情報や入力した内容を収集する仕組みになっているとして、安全保障上のリスクを強調しています。
命令は7月24日付で出されていて、アメリカと中国の間でAI分野の技術覇権争いが激しさを増す中、中国製AIへの警戒を一段と強めた形です。
