不正アクセスによる個人情報漏えいに関するニュースはこのところ毎日のように扱われています。
仮に私たちの個人情報が漏洩した場合、どのように悪用される恐れがあるのか、そしてどうすれば身を守ることができるのか。
取材してきました。
シナプス・有馬由美子さん
「企業から『情報漏洩の対象です』というメールが来たと相談を(最近)受けている」
鹿児島市に本社を置くインターネットプロバイダ、シナプスの有馬由美子さんです。
有馬さんは全国的に相次ぐ不正アクセスの背景にある存在を指摘します。
有馬さん
「(推測だけど)AIが発達したことで、企業のセキュリティの穴を突きやすくなっているのでは」
全国的に企業が標的となる不正アクセスが相次ぐ中、すでにどこかで漏えいしている可能性もある私たちの個人情報。
流出した情報はどのようなことに悪用されるおそれがあるのでしょうか。
有馬さん
「迷惑メール、なりすましメールが増えてしまう。例えば『誰々さん』と文中に入っていたり、迷惑メールの精度があがってしまう。(メールの)URLを開くと個人情報をさらに深い情報を入力してしまって取得される恐れはある」
情報漏えいの恐れがあると発表した鹿児島市の消防メールに登録するKTSの記者の元には、14日以降、実在するクレジットカード会社を名乗るメールアドレスから、身に覚えのない代金の請求が届くようになりました。
情報漏えいとの関連は分かっていませんが、アルカディアが不正アクセスを受けたとされるのが10月11日でその後の出来事です。
有馬さん
「『お知らせ』というのがすごく怪しい。正しいアドレスはHPにしっかり一覧になっているので、これに合致しないものがメールの文中にあった場合は、間違いなく詐欺メール」
私たちが情報を登録した企業や団体が狙われる中、個人でできる対策にはどんなものがあるのでしょうか?
有馬さん
「まずパスワードを変えることが一番。(あとは)もう1つ鍵を用意する。つまり2要素認証や2段階認証と呼ばれるものを行う。『このメールアドレスはどこどこで漏れたことがあります』という警告を出してくれる機能がついている対策ソフトもあるので、スマホやパソコンに入っている人は一度確認してみるのも良いのでは」
今回の漏えい、攻撃を受けたのは企業ですが、個人の危機管理が求められる事態となっています。
この先どんなリスクがあるのか理解して備えることも大切になってきそうです。
