気仙沼高校の男子フェンシング部。1、2年生の部員がいないこともあり、新人戦への出場を取りやめるなど、存続の危機を迎えています。そんな中、引退した3年生部員が取材に応じてくれました。彼らは未経験でも全国の頂点を狙えるフェンシングの魅力、そしてまだ見ぬ後輩への思いも語ってくれました。
気仙沼高校男子フェンシング部 加藤凜和さん(3年)
「1・2年生がいなくて悔しいですね」
気仙沼高校男子フェンシング部 大森健豊さん(3年)
「2年連続で後輩がいないのは、けっこうショックだなというところが大きい」
フェンシングの名門、気仙沼高校。
特に男子フェンシング部はインターハイを過去4度制し、2012年のロンドンオリンピック銀メダリスト、千田健太さんらを輩出してきました。
数々の名選手が巣立った気仙沼高校男子フェンシング部の部室。そこに今、選手の姿はありません。
1・2年生の男子部員がいないのが、その理由です。
10月23日から予定されている新人戦への出場は見送られました。
存続の危機にある部の状況について、引退した3年生たちは複雑な思いを語ります。
気仙沼高校男子フェンシング部 大森健豊さん(3年)
「自分たちが先輩を見てやってきただけに、人に教えることができないさみしさはありました」
気仙沼高校男子フェンシング部 加藤凜和さん(3年)
「5年連続インターハイ出場というのが快挙ともいえると思うが、それが途切れてしまうのがすごく悲しいし悔しい」
気仙沼高校男子フェンシング部 岩本至恩さん(3年)
「この3年間で自分たちがいい経験をさせてもらった。こういうのを後輩にも経験してほしいと思うが、1人もいないというのは残念」
今の3年生は2年前、気仙沼高校が最後にインターハイを制した時の1年生。全国の高みを知る3年生は来年春に入ってくる新入生に期待を寄せています。
気仙沼高校男子フェンシング部 高橋春翔さん(3年)
「気仙沼高校は先輩方が多くいて、OB・OGとして来てくれる方が多いから、それで教えてもらえる。チームとしては人数が少ないながらも、団結力が高められるというのが魅力」
記者「未経験から3年間フェンシングをやって?」
気仙沼高校男子フェンシング部 加藤凜和さん(3年)
「楽しかったです」
記者「どんなところが?」
気仙沼高校男子フェンシング部 加藤凜和さん(3年)
「試合に勝ったりするとうれしい」
気仙沼高校男子フェンシング部 岩本至恩さん(3年)
「気仙沼高校のフェンシング環境は、他の学校に比べて広い道場もあるし、いい環境が整っているので、フェンシングを気仙沼高校でやる価値とか意味があると思う」
今年の宮城県高校総体も5年連続24度目の優勝を果たし、インターハイではベスト8に進出した気仙沼高校男子フェンシング部。
部の存続について、気をもむ日々が続きそうです。
