池の水面を埋め尽くす大量の植物。
大分・豊後高田市の大石忠昭市議:
(以前は)魚が泳ぐ水面だったのが、もう水面がない。
地球上最悪の侵略的植物とも呼ばれる厄介な水草の名は「ナガエツルノゲイトウ」。
南米原産の特定外来生物で、驚異の繁殖力を持っています。
大分・豊後高田市のため池で最初に目撃されたのは3年前。
今では約150メートルにわたり、拡大が進んでいるということです。
田んぼや水路に入り込んだ場合は、農作物への被害が懸念されています。
大分・豊後高田市の大石忠昭市議:
もし稲に巻き付いた時には稲刈りができない状況になると思うし、水路に流れ込むと水路をふさいで、水の流れを止めるような被害も広がると思う。
さらに厄介なのが、その生命力です。
4年前、約1kmにわたって繁殖が確認された「江川」では、2025年に県が駆除作業を行ったものの何と再び繁殖。
元の状態に戻りつつあるというのです。
大分生物談話会・大倉鉄也さん:
繁殖力が高いので、すぐに元に戻ってしまった。茎が数cm残れば、そこから再生してしまう強い繁殖力を持っている。
ナガエツルノゲイトウは、すでに全国30都府県で確認されています。
見つけてもむやみに抜き取ったり、持ち去ったりしないよう呼びかけられています。
