中国の王毅外相などと9月末に会談した岩屋毅前外務大臣が10月2日、地元である大分県別府市で会見を開き高市政権に対し日中関係の改善に向けて引き続き努力するよう求めた。
岩屋氏は「現在の厳しい日中関係を踏まえ、訪中は厳しい日中関係改善きっかけの一助にしたかった」などと話した。
9月北京で会談した岩屋氏 王毅外相は日中関係について厳しい認識を示す
ーー岩屋毅 前外務大臣
「率直に言って原因はこちら側が作っているわけで。ですから日本政府において関係改善に向けてしっかり取り組んでもらいたいと思っている」
会見でこのように強調した岩屋前外務大臣。
岩屋氏は9月、日本国際貿易促進協会の会長として訪中し28日には北京で王毅外相と、会談した。会談の中で王外相は「日中関係は再び厳しい局面に直面しており、改めて正常化の実現が求められている」と述べ日中関係について厳しい認識を示し、高市総理の台湾有事をめぐる言動の是正を求めたという。

岩屋氏「改善が必要という認識は一致したが…」
高市総理の答弁以降、王毅外相が日本の政治家との会談を公表するのは初めてだ。
また岩屋氏は翌日には何立峰副首相とも会い、連日の会談が注目された。
岩屋氏は会見で、王毅外相との会談では日中関係について「改善が必要」という認識は一致したものの、中国側の厳しい姿勢を感じたという。

岩屋氏「不信が生じてしまっているということも事実」
岩屋毅前外務大臣は「中国側の対応は厳しいと感じたが、王毅外相からも日中関係は改善する必要があるとその点は一致した。外交は政府間で行うものなので、中国政府には日中間のやりとりの窓口を開けて欲しいとお願いした、日本政府には関係改善の努力を引き続きしてほしい」と述べた。また、「不信が生じてしまっているということも事実なのでそれを解消するための努力を日本政府にしっかりやってもらいたい。中国もしっかり窓口を開いて対話に応じてもらいたい」と話した。
岩屋氏は今回の会談について日中関係の改善に向けて一歩前進だとし、「引き続き努力していきたい」としている。


