福島県富岡町のツツジの再生事業をめぐる詐欺事件で、NPO法人の男に執行猶予付きの判決があった。
判決によると、NPO法人元気になろう福島の代表理事・本田紀生(ほんだのりお)被告(69)は、富岡町から受託したツツジの再生事業で、領収書を偽造するなどして約138万円をだまし取った。
9月30日の判決公判で、福島地裁いわき支部の齊藤研一郎裁判官は「一連の犯行は巧妙で悪質、町の信頼を裏切って犯行に及んだ点は強い非難に値する」などと指摘。一方で「事実を認めて反省の意向や更生の意欲を示している」などとして懲役2年6ヵ月、執行猶予5年の判決を言い渡した。
また、富岡町が起こした民事訴訟では、本田被告に返還されていない補助金約525万円の全額を返還するよう命じている。
