雨不足により伊万里市と有田町で行われている「減圧給水」について、伊万里市は10月1日から通常の給水に戻すと発表しました。一方、有田町は30日、継続するかどうか判断するとしています。
伊万里市では9月15日から市内約1万7000世帯を対象に、水道の蛇口から出る水の量を少なくする減圧給水を実施しています。
市によりますと9月26日からのまとまった雨で市の予備水源である竜門ダムの貯水率が6割を超え基準の5割を上回ったことなどから、29日の会議で減圧給水の解除を決めました。
10月1日から通常の給水に戻すということです。
雨不足で9月26日には46.29パーセントだった竜門ダムの貯水率は、29日朝8時現在で63.81パーセントまで回復しています。
【伊万里市 深浦弘信市長】
「今回、解除できたことは私も本当によかったと思うが、今後も減圧給水をしないでいいように、少しでも市民の皆さんには節水をお願いしたい」
市によりますと今後、少雨が続いたとしても1カ月程度は竜門ダムの貯水率が基準の5割を下回らない見込みで、減圧給水を行う状況にはならないということです。
市では29日午後から水圧を低く調整するため閉めていた仕切弁を開く作業が進められています。
仕切弁は市内23カ所あり担当者が水の濁りなどを確認しながら、徐々に開いていくということです。
一方、有田町では、水源となるダムやため池の合計貯水率が59.2パーセントまで回復したことから、検討していた夜間断水の実施を見送りました。
また、町内ほぼすべての世帯を対象に実施している減圧給水を今後、継続するかどうか、30日午前9時からの会議で判断するということです。
