パンパースの“本気度”が分かる投稿が話題
汚れたら捨てられるという手軽さが魅力でもある紙おむつ。
特に育児や仕事に忙しいママやパパは、重宝していることだろう。ほとんどの人が赤ちゃんのとき、または子育て時にお世話になったことがあるのではないだろうか?
そんな紙おむつについて今、その吸水力のすごさを物語る画像が話題となっている。
それがこちら。
今ボイラーが水漏れしてて。
昨日は3時間置きにタオル変えても床までビチャビチャだったのが、息子のパンパース置いといたら12時間経っても床が濡れてなかった。
パンパースが本気出すとこうなる!
ちなみに重量1,4kg..!
水漏れにはオムツが有能...! pic.twitter.com/kY6TwfIi9R— たたきたてのご飯 (@gohanotataku) October 1, 2019
今ボイラーが水漏れしてて。
昨日は3時間置きにタオル変えても床までビチャビチャだったのが、息子のパンパース置いといたら12時間経っても床が濡れてなかった。
パンパースが本気出すとこうなる!
ちなみに重量1.4kg..!
水漏れにはオムツが有能...!
この文章とともにTwitterに投稿された画像には、水を吸収してパンパンに膨れ上がっている紙おむつが映っている。しかしその周りは、水漏れしている気配が全くない。投稿をしたのは長女(2歳)と長男(0歳)のふたりの育児に励む、たたきたてのご飯(@gohanotataku)さんだ。
紙おむつの重さもあるとしても、1.4キロともなると相当な量の水を吸収していたことが分かる。
Twitterでは「さすがパンパース、Good job」「これは知らなかったうちも現役で使用してるので有事の際に活用しようと思います」などの声があり、約1万1千件のリツイート、約1万8千件のいいねがつくなどと大きな反響となっている。(10月18日現在)
紙おむつの優秀さは分かった。しかしなぜ紙おむつをタオルの代わりに使おうと考えたのだろうか? また、紙おむつの“本気度”についてどう思ったのだろうか? 投稿者のたたきたてのご飯さんに聞いた。
タオル代わりに使ったのは友人の一言がきっかけ
――状況を改めて教えて?
ボイラーが水漏れをしていて地面に近いタンクのところからポタッポタッと一滴ずつ絶え間なく水が漏れていて、バケツ等を置くスペースはなく夫がタオルに吸わせていた状況でした。
――どうして紙おむつを使おうと思った?
以前引っ越しの時に電源を切った後の冷凍庫の霜取りをしていてビチャビチャでアワアワしてたところ、子持ちの友人が「パンパースに吸わせるといいよ」と言ってくれ、それがすごく有効だったのを今回も思い出してパンパースのおむつを使った次第です。
――改めて紙おむつの本気を知ってどう思った?
パンパースのおむつが本気を出すと豚バラブロックみたいになることが分かり笑ってしまいました。
――パンパースの方に一言
これからもいろいろな場面でパンパースのおむつにお世話になると思います!
投稿者がタオル代わりに紙おむつに吸わせた理由は分かった。
しかし、この使い方についてパンパースの販売元はどう思っているのだろうか? 吸水力が優れている理由と合わせ、パンパースを販売するP&G japanの担当者に話を聞いた。
担当者「このような使い方は想定しておりませんでした」
――ツイートを見てどう思った?
消費者の皆様の意外な発想に驚きました。
――なぜあんなに多く水を吸収できる?
パンパース独自の特許技術である「3つのマジック吸収体」を採用しており、 吸収体にある2本の溝に沿って水分が均等に分散され素早く広範囲で分散し吸収できる構造になっております。
――最大で吸収できる水の量は?
製品によって異なりますが一番吸収力の高い「パンパースさらさらケア(パンツ夜用)」の場合は最大おしっこ5回分吸収します。
――こうした使い方は想定していた?
今回話題となっているツイートは拝見しておりましたが、このような使い方があることは想定しておりませんでした。
――おすすめはしていない?
本来の使用目的とは異なりますのでおすすめは出来かねますが、 消費者の皆様が意外な用途でパンパースの吸収力に着目いただいたことに大変驚いております。
――このほかにも別の使い方を聞いたことはある?
いいえ、特にございません。
今回の投稿内容は、もちろん紙おむつの本来の使い方ではない。しかし、パンパースの高い技術力を広める結果となったのは間違いないだろう。