街で急増の「片手ドリンク」 なぜ?中身が空になっても持ち歩く理由

カテゴリ:暮らし

  • テイクアウトした飲み物を持ち歩く…1週間で何日「片手ドリンク」する?
  • 「片手ドリンク」の理由は、店の特徴とファッションにあった
  • 飲み物がなくなっても捨てない「空 片手ドリンク」も!容器の再利用法を聞いた

約30分で220人も発見!

今、街では、ある現象がブームになっている。それは、水筒やペットボトルではなく、お店でテイクアウトした飲み物を片手に持つ通称「片手ドリンク」 と呼ばれるもの。

片手にドリンクの容器を持ちながら歩いている若者に話を聞いてみると、「ファッションの一部かもしれないし、もはや体の一部」「大人かっこいいみたいな。毎日片手ドリンクっすね」などの声が聞かれた。

中に入っている飲み物や容器のデザインは様々。中身が空になっても容器を持ち続ける「空 片手ドリンク」をする人もいる他、海外でも著名人が片手ドリンクでポーズを決めた写真を自身のインスタグラムにアップするなど、まさに空前の「片手ドリンク」ブームとなっているのだ。

そこで、今回のココ調では、片手ドリンク急増の理由と「空 片手ドリンカー」の実態を調査した。

まずは、どのくらいの人が「片手ドリンク」をしているのか、原宿の竹下通りでウォッチング!

開始と同時に続々と“片手ドリンク”を発見し、約30分後には220人にも上った。

では、どれくらいの頻度で「片手ドリンク」をしているのか?
ココ調が都内で男女136人に聞いたところ、片手ドリンクをするのは平均3.2日で、1週間の約半分を「片手ドリンク」するという結果になった。

男性から「(小さいバッグで)あまり物が入らないので、何かしら飲み物を持っています」、女性から「持ってないとちょっと不安になったりするので、ずっと持っていたいです」という声が聞かれた。

「ドリンク店の特徴」と「ファッション」

しかし、なぜ「片手ドリンク」をするのか?多くの人が答えた理由は、いま人気のタピオカドリンクだ。

「3タピ4タピくらい。移動しながら目的達成みたいな」 と話す女性。複数のタピオカドリンク店を回るという。

タピオカドリンクのお店は、原宿駅から表参道駅周辺に38店舗あるが、そのうちテイクアウト専門は15店舗で、ゆっくり飲める場所がないというのも片手ドリンクをする理由だという。

また、ある憧れから「片手ドリンク」をする女性もいた。
「海外モデルさんとか、サングラスしてイヤホンして ウォーキングしながら片手ドリンク飲んでる。超かっこいいんですよ」

ジャスティン・ビーバーのインスタグラムより

おしゃれな「海外セレブ」への憧れという意見だ。
歌手のジャスティンビーバーもだけでなく、アリアナ・グランデやセレーナ・ゴメスも「片手ドリンク」をして、その姿をインスタグラムで披露している。

アリアナ・グランデとセレーナ・ゴメスのインスタグラムより

さらに、「持つのがおしゃれ。持っている私、かわいいでしょって」「コーディネートのひとつみたいな。清楚系の白いワンピースには、キャラメルラテが合うと思います」という声も。

飲み物は飲むだけのモノでは無くなり、ファッションアイテムのひとつになっているというのだ。

片手ドリンクをする理由を男女136人に尋ねたところ、次のような結果となった。

1位「飲む場所がない」
2位「時間短縮のため飲みながら歩く」
3位「おしゃれ・かわいい」


飲み終わっても捨てずに「容器」を再利用

さらに調査を続けていると、驚きの光景を見た。それは、飲み物が空にも関わらず容器を持つ「空 片手ドリンク」をする人の姿だ。

ゴミ箱が少ないことから、空の容器を持っているだけなのだろうか?
ココ調スタッフが空の容器を持っている人に「ごみをもらいますよ」と声を掛けてみると、空の容器が続々とスタッフが持つゴミ箱に溜まっていく。

しかし、その時、空の容器を捨てないという家族が現れた!その理由を聞いてみると…

女の子:
容器がかわいかったから。持って帰って飾る。

容器を捨てないのには持ち帰る以外にも理由があるようで、「(中身が)入っていなくても学校持ち帰って『飲んだよ』って自慢するみたいな」「このあとプリ取ろうかなと思って。(空でも)全然いい。記念として撮ろうかなって」という意見があった。

さらに、北海道から上京したばかりだという姉妹は、「思い出として取っておきたくて、北海道から(空の容器を)わざわざ段ボールに入れて、引っ越す時に一緒に持ってきちゃった」と話す。

実家から大事に持ってきた空の容器がこちら!
ドリンクの容器をデスクにきれいに並べ、ペン立てにも再利用してる。

姉妹:
かわいいなって、ペン立てたりとか。もはやインテリア。

2時間調査したところ、空の容器を持っている78人中17人が、捨てずに再利用すると回答した。
そして、「空 片手ドリンク」をする人たちの多くが、 容器そのものが「かわいい」「おしゃれ」 と話すように、容器の可愛らしさにこだわったお店が続々オープンしている。

東京・原宿の「#Shonpy」では、 クマの容器に入ったタピオカドリンクが人気。他にも、ハート形や丸型の容器も選ぶことができる。

この可愛らしいクマの容器を愛用しているという女性に話を聞くと、「洗って再利用します。水筒みたいな感じで持っていきます」という。
後日、その様子を見せてもらうと、冷蔵庫からクマボトルを取り出した。

スタッフ:
何ですか?これは何が入ってるんですか?

そよかさん:
これには緑茶が入ってます。

その日の気分によって容器の中身を変えているといい、この日はさわやかな緑を意識してお茶を選択。職場に持って行く際は、色が控えめの水を入れていくそうだ。
友達と合流したそよかさんはスマートフォンを取り出し、クマのボトルを片手に写真を撮り始めた。

そよかさん:
公園みたい。

友達:
そうだね。

そよかさん:
くまアピール。めっちゃ映えてる。

再利用する際、丁寧に洗っていたそよかさんは、「捨てないでこれからも再利用していきたいと思います」と話す。

人気ドリンクの中身そのものだけでなく、容器にも価値を見い出す若者たち。ファッションアイテムとして楽しみ容器を再利用することが、環境問題を考えるきっかけにもなるかもしれない。

(「めざましテレビ」『ココ調』6月5日放送分より)

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