岸田首相は9日、イギリスのエリザベス女王が逝去したことに「深い悲しみを禁じ得ない」と述べた。

岸田首相は9日、記者団の取材に応じ、エリザベス女王が逝去したことに「深い悲しみを禁じ得ない。日本政府として英国王室、英国政府、英国国民の皆様に心から哀悼の意を表する」と述べた。

また岸田首相は「エリザベス女王は昭和50年にご訪日されるなど、特に日英関係の強化に大いに貢献された。英国を導いたエリザベス女王の崩御は、英国民のみならず、国際社会にとって大きな損失だ。英国民の皆様が、この深い悲しみを乗り越えるに当たり、日本は常に英国と共にある」と述べた。

女王は1952年に即位、歴代最長となる70年にわたって在位し、イギリスの統合を象徴する存在として国民に長く愛されてきた。