戦後80年の節目で広島を訪問されている天皇皇后両陛下をお出迎えしようと、集まった人たちが提灯のあかりで感謝の気持ちを伝えました。
広島市中区で行われた「提灯奉迎」には、両陛下への感謝の気持ちを伝えようとおよそ4000人が集まりました。
午後8時すぎ宿泊先のホテルに両陛下がお目見えになり、集まった人々が提灯を振ると、両陛下も提灯を振って応えられました。
【集まった人】
「感謝の気持ちだったり、これからの平和を願ってふらせていただきました」
「(部屋の)電気がピカピカと光った時に、みんなが『わー』と言ったので、私も泣きそうになりました。生で見られてうれしかったです」
両陛下は19日、平和公園で原爆慰霊碑に供花されたほか、原爆資料館を視察したあと被爆者らと懇談をされました。
20日は広島土砂災害の被災地を訪問されたり、原爆養護ホームを訪問される予定です。