滋賀県長浜市の住宅で冷凍庫から女性の遺体が見つかった事件で、国家公務員の男とその父親が遺体を遺棄するのを手助けした罪で起訴されました。

死体遺棄ほう助の罪で起訴されたのは、裁判所事務官の岩瀬龍彦被告(49)と父親の浩一郎被告(72)です。

起訴状によると2人は、長浜市の自宅で、死体遺棄の罪で起訴された野中秀紀被告(63)が妻のまりこさん(当時53歳)の遺体を、冷凍庫に入れていることを知りながら、電気料金を負担したり、消臭剤を設置したりして、犯行を手助けした罪に問われています。

警察などによると、まりこさんの死因は分かっていませんが、2020年9月に死亡し、それから5年間、冷凍庫に入れられたまま、放置されていたということです。

2人は先月、死体遺棄の疑いで逮捕されていました。

また2人は、まりこさんに対する傷害の疑いでも逮捕されていましたが、こちらは不起訴となっています。

関西テレビ
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