秋田市の秋田大学医学部附属病院で2024年、60代の男性患者の腎細胞がんの転移を見落とし、必要な処置が遅れるミスがあったことが分かりました。

患者は秋田県内に住む60代の男性で、秋田大学医学部附属病院で腎細胞がんのため左の腎臓を摘出する手術を受けました。

その後、再発していないかをCT検査で調べたところ、泌尿器科と放射線科の医師が再発や転移はないと診断しました。

しかし、約7カ月後に男性が右腕などにしびれを感じたため、別の病院で診察を受けたところ、脊椎にがんの転移が見つかりました。

男性はその後、再び秋大病院で腫瘍を取り除くなどの手術を受け、現在は外来の診察を受けながら治療を継続しています。

秋大病院は検査画像の確認不足としています。

秋田テレビ
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