元タレントの中居正広氏の代理人弁護士が、フジテレビなどが設置した第三者委員会に対して、調査報告書の内容に反論する文書を5月12日に発表しました。
中居氏側はいったいどこに反論しているのか。関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」に出演した橋下徹さんと共に詳しく見て行きたいと思います。
■「第三者委員会のヒアリングのプロセスに問題あり」と橋下氏
【橋下徹氏】「これは僕は、第三者委員会に非常に問題点があると思います。色んな賛否の意見とか、色々意見はあるにせよ、第三者委員会のヒアリングのプロセス、これは僕は重大問題だと思います」
【青木源太キャスター】「橋下さんご自身は、今どういう立場?」
【橋下徹氏】「『とれたてっ』で初めて、第三者委員会の報告書が出て、僕は『中居さんへの人権侵害の可能性もあるよ、この報告書は問題だよ』という話をして、その週で色んな番組で、そういう話をしてたんですよ。『第三者委員会からの報告書が問題だ』っていう。ちょっと少数派だったんだけど、そしたら中居さんの弁護士以外の関係者から、『意見とか色々質問に答えてもらいたい』ということで、そういう助言というか関与はしました」
【青木源太キャスター】「弁護士の仕事として?」
【橋下徹氏】「仕事として。意見とか法律家として意見を述べています。だから今回の番組とスタッフの方と打ち合わせをさせてもらって、僕がこういう立場なので、これはきちんと言った上で、『違う考え方の弁護士もちゃんと出演した上でコメントさせてください』と言ったら、そういう配慮していただいたんですね」
■橋下氏「中居氏本人とコンタクトとってない」が「関係者に意見は言った」
【青木源太キャスター】「この後、この内容を見て行くにあたっては、公平性を期すために、他の弁護士の方も出演していただきたいと思います。ちなみに中居氏本人とコンタクトを取ったわけではない?」
【橋下徹氏】「それはないです。弁護士とのコンタクトでもないですけども。この問題に関しての中居さん自身は、もう自分自身で反省をして、『今後やっぱり世の中に出るようなことはないだろう』と思ってたんだけども、周りの法律家たちが、『やっぱりおかしいよね』っていう声が、どんどん大きくなってきて。『ちゃんと言うべき事は言おう』と周りの弁護士たちが、言い始めたっていうところがあります。
だからこれ時間がかかって、『なんで今、反論なんだ』って言っても、中居さんもう悩んでなんいで、もう自分が悪かったと思ってたんだけど、周囲が『やっぱり言うべきことは、言わなきゃいけないんじゃないの』となって、ここに至ったという経緯です」
【青木源太キャスター】「今回の中居氏側の反論の文書の弁護士さんの名前には、橋下さんは連なってない?」
【橋下徹氏】「そうそう、僕は代理人ではないですから。そこの関係者の人から意見を求められて、意見を言ったとか、そういう立場です。ただ、やっぱり僕がこう言うと、僕は当初の『とれたてっ』とか、その他の番組で言ってたこと、持論は全然変わんないんだけども、それ同じこと言っても、そういう助言をしたとか、意見を言ったということになったら、『お前、中居さん側の方について言ってるんだろう』と思われかねないから、やっぱりそれはきちんとやった上で、違う考え方の弁護士にも出演していただきたいということだったんです」
【青木源太キャスター】「番組として公平にということで、中居氏側に立っているというわけではないけれどもいうことですね」
■第三者委員会報告書から1カ月半での中居氏側の反論「なんで今頃?」
性被害に詳しい上谷さくら弁護士にも加わっていただきます。
中居氏側がフジテレビの第三者委員会に反論しました。
中居氏は新たな代理人弁護士に依頼をした上で、12日、第三者委員会に対し、ヒアリング記録、証拠資料などの開示を請求しました。さらに調査報告書に関して釈明も要求しています。
【青木源太キャスター】「報告書が出たのが、今年3月31日でした、1カ月半たっての反論という、タイミングに関してはいかがでしょうか」
【上谷さくら弁護士】「直後に何かリアクションがあったわけじゃないので、『なんで今頃かな』という気はしたんですけれども、新しい弁護士さんに頼んでということですので、色々内容を整理したり調査するのに1カ月半程度はかかったのかなと理解しました」
■『性暴力』という言葉の定義や、その認定に関して双方意見が対立
中居氏側の主な主張は
1.「性暴力」という言葉を第三者委員会が漫然と使用
2.暴力的・強制的な性的行為の実態は確認されず
3.中居氏から守秘義務の解除を提案していた
4.約6時間のヒアリングが報告書にほとんど反映されず
まず「性暴力」について詳しく見て行きます。
第三者委員会は3月31日の会見でWHOが述べている「性暴力」の定義に、今回は該当すると判断をし、その上で報告書に重大な人権侵害が発生したと記載をしました。
中居氏側はこれについて、「『性暴力』という日本語から、一般的に想起される、暴力的・強制的な性的行為の実態は確認されなかった」として、「WHOの広義な定義に基づく『性暴力の認定』は、中立性や公平性に欠け、一個人(中居氏)の名誉・社会的地位を著しく損ない、極めて大きな問題がある」と反論をしています。
【青木源太キャスター】「『性暴力』という言葉の定義や、その認定に関して双方意見が対立しています」
橋下氏は第三者委員会の報告書の問題点について「中居さんの人権侵害の可能性大。ヒアリングをやり直せ」と主張します。
■中居さんは事実を全部言いたかったが、第三者委員会に聞いてもらえなかった
【青木源太キャスター】「人権侵害はどの部分が?」
【橋下徹氏】「だって事実関係よく分からないままで、性暴力で“中居さんが”重大な人権侵害を犯したと。これ事実関係みんなどこまで分かってるんですかってことですよ。第三者委員会を皆さん絶対視してますけれども、別に絶対的な存在でもないし、正義のヒーローでも何でもないんですよ。一弁護士集団。フジテレビは第三者委員会に依頼をしたから、フジテレビの内部のことは第三者委員会に任すことはいいんだけれども、フジテレビとある意味その外の人、中居さんのことを、あの程度の記述で『性暴力だ』、『重大な人権侵害を犯した』ってもし言ったら、週刊誌と同じような立場で、いや、そんなこと週刊誌が報道したらどうなります?僕のことをですよ?『関係資料に基づけば、橋下は性暴力をやった、重大な人権侵害をやった』。ちょっと待てよと。『事実をちゃんと言ってくれよ』と、『事実ちゃんと認定してくれよ』って言いたくなりますよ。
中居さんは事実を全部言いたいらしいです。それを取り上げてくれなかったらしいです。だからここはそれぞれ第三者委員会と中居さんの間で言い分が、これ中居さんっていうのが中居さんの代理人、その当時の代理人と第三者委員会で、言い分が食い違ってるかも分からないけども。今、中居さんは全てを語りたい。でもいきなりこれを公にやってしまうと、非常に微妙な問題もあるから、まずこれは第三者委員会に全てをちゃんと話すから、それを元にもう1回判断してほしいと言ってます」
■橋下氏「て中居さんのその当日の話がちゃんと聞かれていない」
【青木源太キャスター】「ということは、性暴力の定義とか認定がどうかという前に、あの第三者委員会がそこの認定をすること自体がおかしいということですか?」
【橋下徹氏】「中居さんから、そこ詳細に聞いてないんですもん。その部分を。それを言おうと思ったら、『そこはもういいです』と、『その話はいいです』と言われて、それを全然聞いてくれてない。僕が聞いてる限り。これはもちろん後で上谷さんの方からも意見あるだろうし、女性側の方からも色々意見あると思うけども、結局、僕も一法律家として、第三者委員会も一法律家として、この事実を見て、僕も事実とか資料を見ましたけども、これはひどいぞと。
だって中居さんのその当日の話がちゃんと聞かれてないんです。だからここに行き違いがあるんだったら、もう1回中居さんが言いたいこと、その当日のこと、第三者委員会で詳細な話を、中居さんは『やる』と、僕は関係者から聞いてますから。もう一度、第三者委員会はそれを踏まえて結論を出すべきです。
大体、第三者委員会に3月31日に期限決めて、僕らの世界で『そんなの間に合うのか』って思ってたんだけど、その期限ありきじゃなくて、中居さんがもう1回ちゃんと話したいっていうんだから、それを聞いた上でもう1回報告書を考えてもらいたいですね」
■性被害に詳しい弁護士「『性暴力と認定』違和感ない」
【青木源太キャスター】「性暴力の認定も含めて第三者委員会の報告書に関してはどのように受け止めますか」
【上谷さくら弁護士】「その行為自体は、守秘義務に関わるのであまり聞けないということでしたけれども、家に行く経緯とか、その後の状況ですよね。被害者の方が上司とか、産業医の方に詳細にお話をしていると。それから入院先の主治医とも連絡を取って、多分その方を通じて情報が入っているということで、かなり重いPTSDを発症されていたということから、こういうことがあったんだろうという認定の上で、性暴力と認定しております。
性暴力と性犯罪というのは別であって、性犯罪は性暴力の中に含まれるんですけれども、性暴力自体は犯罪行為でないものも、相手の意に反する性的言動であれば性暴力と言われております。私としては、これは性暴力と認定されたことについては、特に違和感はなかったです」
【青木源太キャスター】「今回の第三者委員会が問題を調査するにあたって、中居氏の性暴力という認定をすることも含めて必要だというお考えですか?」
【上谷さくら弁護士】「そうですね、そこに性暴力がないと、いわゆる男女の仲たがいという類であれば、そもそもこの第三者委員会が必要であったのかということにもなると思います。ここの事実認定は、必須だっただろうと思っています」
【青木源太キャスター】「橋下弁護士が言っていた、『だとしたら中居氏への調査が不十分だったんじゃないか』という指摘に関してはどう思いますか」
【上谷さくら弁護士】「そこは本当にどのぐらい行われたのか分からないんですけれども、中居さん自身、6時間話したっていうのは、どのあたりのこと話したかっていうのは、私自身よく分からないんですが、結局、女性側は守秘義務を解除していたということですので、中居さんはそこの部分は話すことができたと思うんですよね。どのくらいの話をしていたかっていうことが伝わっていないという所については、私も話をしたのであれば、相手のプライバシーの配慮の上で、要約とか、その程度については公表しても良かったのではないかなと思います」
■意に反するだけで性暴力?専門家「後から何でも言えるということではないです」
【橋下徹氏】「ここが問題でね。みんな分からないままで、こういうふうに言ってるわけですよ。今の中居さん側の方の代理人が色々精査して、中居さんの言い分が出てくるかも、どこまで出てくるかわかりませんが、僕はそれちょっと把握してますけども、この事実が出てくれば、みんな『これ性暴力なの』って感じる人も多くなると思います」
【青木源太キャスター】「中居氏がまだそれを言えないのは、やはり被害女性のことも考えてという部分?」
【橋下徹氏】「第三者委員会と中居さんの当時の代理人との行き違いが、色々あったかと思うから、ここで色々言ってもしょうがないけれども、関係者から聞いた話によれば、中居さん側はしっかり伝えたかったんだけども、第三者委員会が『もうその話はいいです』と聞いてくれなかったというのが、中居さん側の言い分。これは第三者委員会は第三者委員会の言い分であると思う。ここはいくら言ったって、これはもう水掛け論になってしまうから、中居さんがこの当日の事実を全部しゃべりたいっていう気持ちが、ただ、中居さんは女性にはやっぱり申し訳ないと思ってます。気持ちを傷つけたことは申し訳ない。
だけど上谷さんにお聞きしたいのは、意に反するというだけで全部性暴力になってしまったら、後から『意に反してました』っていうと、これ全部性暴力なんですかってことですよ。だから当日の状況、事実をずっと見てもらって、確かに女性は意に反した性行為だったのかもわかりません。意に反した性行為なんでしょう。そこは中居さんも『申し訳ない』と言ってるんです。ただその当日の状況を見てもらえれば、こういうふうに性暴力だとか、少なくともこれだけ社会的制裁を受けるような話ではないと感じる人も僕はすっごい増えると思う」
【青木源太キャスター】「上谷弁護士はこの指摘に関してはいかがですか?」
【上谷さくら弁護士】「意に反すれば全て性暴力かというと、それは後から何でも言えるということではないです。もちろん、その時の状況、それからその前後の状況、人間関係などからの総合的に判断するものですので、大体のこういうものは、加害者的立場の人と、被害者的立場の人、全然見てる景色が違うんですよね。ですから両方の言い分を聞いた上で、客観的な状況、2人の関係性なども総合的に判断して、性暴力かという判断がなされるというのが通常かと思います」
■今後、中居氏と第三者委の間で裁判になる?
【青木源太キャスター】「となると今回、中居氏が反論したわけじゃないですか。第三者委員会側がどう答えるかということになりますけれども、そこで納得するような答えが得られなければ、中居氏側としては次の手、訴訟とかに打つ可能性もある?」
【橋下徹氏】「そこまでは今は、中居さん側は考えていない思います。とにかく『自分のその当日の状況』、『言いたいところ』これを中居さん側としては、もう本当に落ち込んで、へこんで、社会にも出られない、表にも出れないぐらいまで追い込まれているわけですから、ここをやっぱり周りがサポートしながら、もう1回、第三者委員会にちゃんと当日の話をしようよというところを今、一生懸命サポートしてる状況」
■「守秘義務解除」双方の言い分の食い違い
【青木源太キャスター】「その当日の話という点で、食い違っている点が1つあります。守秘義務に関してです」
守秘義務をめぐり、第三者委員会の報告書では、「女性A氏・中居氏に双方に守秘義務の解除を要請」していたということです。それについて女性Aさんは「全面解除に応じる」と回答しました。その一方で、中居氏は、「守秘義務の範囲内はヒアリングに応じないとして、女性Aの守秘義務を『解除しない』と回答した」となっています。
中居氏の守秘義務解除に応じない態度も性暴力認定の根拠の1つにしたとしています。
一方で中居氏は、「当初は中居氏から守秘義務解除を提案していた」と反論しています。ただ第三者委員会は、「トラブル当日の2人の密室で何が行われたかが、直接の調査対象ではないと回答」しています。
(Q.直接の調査対象ではない?)
【橋下徹氏】「だから僕はそこが本当におかしいところで、中居さんは『別に話してもいい』と言っていたと関係者から聞いてます。じゃあ聞かなきゃいけないんだけれども、本当は。聞いた上で、公表するかどうかは別ですよ。第三者委員会の回答文が中居さんの当時の代理人の方に来てます。『今回はその当日の話はもう調査対象外です』と。その前提で、次に6時間にわたりヒアリングするんだけれども、その密室で何が行われたかのところは十分聞いてくれなかったと。『もうそこはもういいんです』みたいな感じで。ただそこは、当時の中居さんの代理人と第三者委員会がどういうやり取りをやってたかっていう所にもよってくるので。
(Q.やり取り残ってるんですか?)
残ってはいますが、完全なものまではちょっと僕も把握しきれてないので、第三者委員会は第三者委員会で言い分あると思います。『中居さんの代理人が、こういうふうに守秘義務解除してくれ』なんて言っただろうというのは、第三者委員会の言い分があるかも分からないから、もう今はとにかく、中居さん側全部話したいって言ってるから。それを第三者委員会は聞かなきゃいけないです」
■6時間のヒアリングでは守秘義務の部分を「聞かれなかった」
【青木源太キャスター】「この守秘義務に関する食い違いに関しては、どうご覧になってますか」
【上谷さくら弁護士】「そこは本当に分からないですよね。ただ最初に『解除します』と言った時に、『別にやらなくていいです』と言われたということなんですけれども、結局、最終的に本当にずっとそのままだったのか、『被害者の方は解除すると言っているので、あなたも解除しませんか』という語り掛けがなかったのかとか、その辺が分からなくて。中居さんが解除をしないということは、被害者の方はしゃべれないということですので、自分に後ろめたいことがあって、解除しないということはちょっと話が違うと思うんですよね。ですから、そこの経緯のところは恐らく、前の代理人の方と第三者委員会とのやり取りに何か齟齬(そご)があったのか、何か行き違いがあったのかという可能性はあると思います」
【眞鍋かをりさん】「解除するってなった時に、それは第三者委員会の中での解除っていうことですよね。その中ではしゃべっていいけど、別にいろんなとこに好き勝手しゃべっていいっていう意味の解除ではない?」
【橋下徹氏】「調査の中ですね。だから僕は、中居さん側の方に立ってると思われてしまうのは仕方がないんだけれども、でもちゃんと6時間にわたってヒアリングに応じたのは、間違いないんですよ。でもそこもはっきり出てこなかったんですよ報告書の中で。6時間にわたってヒアリングして、じゃあ僕も当然それ全部当日の話、事実を出してるのかと思いきや、そこが聞いてくれてないと。第三者委員会が『もうその話はいいんです』って流されたと僕は関係者から聞いてるから。いや、それがもし事実だったら大問題だよ」
■問題が蒸し返されるのは被害女性には「二次被害」
【関西テレビ 加藤さゆり報道デスク】「私は、今回の一報を受けて思ったのは、被害を訴えた女性Aさんが、もう一度二次被害を受けてないかなっていう所も心配になります。橋下さんおっしゃったように、中居さんは確かに今落ち込んでるかもしれないけれども、女性自身も仕事ができなくなるような状況になってるわけですよ。そういう意味で言うと、性暴力っていう言い方はどうこうにしても、置かれてる立場は同じ、もしくはもっとひどいかもしれない。それに対しての彼女への配慮はどこにあるのかなっていうところが心配」
【橋下徹氏】「中居さんへの配慮もしなきゃいけないですよね。お互いに人権持ってるんでね」
【上谷さくら弁護士】「またこうやって問題が蒸し返されるというのは、中居さんにとってもつらいことではあると思いますし、被害者にとっても非常に苦しいことなんですよね。一般的にですけども、性被害に遭うとPTSDを発症する方とても多いんですけれども、この方は入院までして自傷行為をしているというような所まで追い込まれていますので、その点については誹謗中傷がいったりとか、そういうことのないように、最大の配慮をお願いしたいなと思います」
■「第三者委員会はプロセス踏みなおすべき」
【青木源太キャスター】「今後に関しては、第三者以外の対応ですよね。証拠とか、証拠との対応関係が分かる資料を出してほしいと、中居氏側は要求してますけれども、これ第三者委員会どういう対応になると思います」
【橋下徹氏】「公に出すものではないけれども、だって中居さんのことを性暴力をはたらいた、社会的制裁はこれだけ加えられるような報告書を出した以上は、どういうものに基づいてやったんだっていうことは、中居さんにきちんと示す必要があると思いますよ。これはもちろん女性が傷ついた、女性の人権も大切だし、女性のプライバシーも絶対大切。だけれども、中居さんの方にも人権はある。だからきちっとこのバランスを取った形で、第三者委員会はもう一度これプロセス踏みなおさないと、中居さんに対してやっぱり僕、人権侵害の度合いがちょっと今高くなってるんじゃないかなと思いますね」
【青木源太キャスター】「橋下さんは中居氏側への弁護士としてアドバイザリー業というのは?」
【橋下徹氏】「アドバイザリー業というよりも、問い合わせとか、意見求められれば、今みたいに僕は当初からずっとこういう持論で言ってるから、(依頼が)きた時には、その都度、自分の考えと、『ここが問題じゃないですか』、『事実あれこれって、多分多くの法律家が見たら、今までのイメージと全然違いますよね』とか、そういう形で問い合わせ来たら関係者に言いますね」
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2025年5月14日放送)