アメリカのバイデン前大統領は8日、トランプ大統領を「歴代大統領で最悪の100日間を過ごした」と批判しました。

バイデン氏は8日、ABCテレビの番組にジル夫人とともに出演しました。

バイデン氏は去年の大統領選挙で民主党の候補となったハリス前副大統領の敗北を「驚かなかった」と述べて、人種差別や女性蔑視の動きが選挙に影響したと指摘しました。

ただ、自身が選挙戦から撤退していなければ勝利していたとの認識を改めて示しました。

また、トランプ政権について「歴代大統領で最悪の100日間を過ごした」と述べた上で、退任後もトランプ氏が自身への批判を展開していることについては、2020年の大統領選挙で勝利したことが理由だと強調しました。

バイデン前大統領:
Q.なぜトランプ大統領はあなたに執着し、責任を押し付けているのか?
A.私は彼を倒したからだ。

一方、バイデン氏は大統領在任中の2024年に認知機能が著しく低下したと報道されていることについては「間違っている。根拠は何もない」と否定した上で、「最後の6カ月間はかなり良い仕事をしたと思う」と述べています。

フジテレビ
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国際取材部
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