日本郵便で配達員への点呼が適切に行われていなかった問題をめぐり、7日、佐賀北郵便局でも九州運輸局による立ち入り検査が行われました。

この問題は、日本郵便が集配を行う全国の郵便局の75%にあたる2391カ所で、運転手に飲酒の有無などを確認する点呼が適切に行われていなかったものです。
佐賀北郵便局でも点呼に複数回不備があったことが報告されていて、7日は九州運輸局の職員が立ち入り検査をしました。
局員への聞き取りや、書類の確認などが行われたとみられます。
一方、佐賀北郵便局では4月から防犯カメラに映る場所でアルコールチェックを行うよう徹底するなど、体制を強化しているということです。

九州支社管内では、85.1%にあたる424の郵便局で点呼の不備が確認されていて、運輸局が九州の郵便局で立ち入り検査を行うのは初めてです。

サガテレビ
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