松浦市の調川郵便局で50代の元局長が局内の1千万円を横領していたことがわかりました。

元局長は28日付で懲戒解雇処分になっています。

日本郵便九州支社経営管理本部 平山泰豊 支社長
「多大なるご迷惑とご心配をおかけすることになり、深くお詫び申し上げます」

横領したのは、松浦市の調川郵便局に勤務していた50代の元局長の男性です。

日本郵便九州支社によりますと、元局長は今年2月から3月までの約1カ月にわたり、勤務期間中に局内の施錠している設備に保管していた郵便局資金の一部、1千万円を複数回にわたって横領したということです。

4月6日、不定期で行っている抜き打ちの社内検査で発覚しました。

山下孝明 副本部長
「本人の申し出では、ギャンブルをやりたい」


日本郵便では、金庫などの施錠施設には複数人での入室を義務付けています。

しかし、調川郵便局には元局長と職員の2人しかおらず、元局長は職員が立ち会えないことを確認した上で横領したとみられています。

日本郵便九州支社は28日付けで、元局長を懲戒解雇処分にしていて、今後、刑事告訴も視野に入れています。

テレビ長崎
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