インド政府は28日、2024年12月に死去した自動車大手スズキの鈴木修さんに国家勲章を授与しました。
鈴木修さんに授与されたのは、民間人に贈られるインドの国家勲章で2番目に高い「パドマ・ビブシャン」です。
地元メディアによりますと、長男でスズキ社長の鈴木俊宏氏が首都ニューデリーで開かれた式典に出席して代理で受け取り、「父は天国から第二の故郷であるインドで過ごした45年間を懐かしく振り返っていると思う」と述べたということです。
スズキは1980年代、乗用車が普及していなかったインドでいち早く生産を始め、地域密着で国民の信頼を勝ち取り、販売台数はシェア1位の4割を占めています。