マレーシアとタイを訪問した武藤経産相は、トランプ政権の関税措置について、ASEAN(東南アジア諸国連合)とも連携を取りながら対応する考えを強調しました。
武藤経産相:
(ASEANと)今後ともアメリカの関税措置、これは日本としても共有していきながら対策を打たなければいけないと思っています。
訪問先のタイで会見を行った武藤経産相は、「アメリカによる関税措置などにより、日本とASEAN諸国との連携が一層重要になる」との認識を示した上で、「ASEAN諸国と連携を取りながら、ルールに基づく多角的な貿易体制を守っていきたい」と述べました。
また、ASEAN諸国に進出している日本企業関係者と意見交換を行い、関税措置について懸念の声が多く上がったことを明らかにしました。