働く人たちの声を社会に届けようと、福井県中央メーデーが福井市で開かれました。オンラインで県内3つの会場を結び、多くの働く人たちが継続的な賃上げなどを訴えました。
 
福井市、鯖江市、敦賀市の3つの会場をオンラインでつないだ今年のメーデーには、労働組合や団体に所属する1200人が参加しました。
 
連合福井の矢野義和会長は、今年は春闘の賃上げ率が1991年の統計開始以来、最高となったことを紹介。新幹線開業から1年余り、コロナ禍からの回復が追い風となった一方で、大手と中小企業との格差は依然、課題だと指摘しました。
 
このあと参加者たちは、福井市中心部を約900メートルにわたって行進。▼安心して働き暮らせる社会▼継続的な賃上げによる経済の好循環▼ワークライフバランスの実現を求めて声を上げていました。

福井テレビ
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