東南アジアを歴訪中の石破首相は日本時間の29日午後、フィリピンのマルコス大統領と首脳会談を行います。
石破首相は29日午前10時半ごろ、最初の訪問国・ベトナムを出発しました。
午後、フィリピンの首都・マニラに到着する予定です。
マルコス大統領との会談では、アメリカの関税措置の影響などについて意見を交わすとともに、海洋進出を強める中国を念頭に安全保障分野での協力を強化したい考えです。
両首脳は、防衛上の秘密情報などを共有するための協定(GSOMIA)の早期締結に向け、協議を始めることを確認する見通しです。
また、自衛隊と他の国の軍隊との間で燃料や食料などを融通するための協定(ACSA)についても交渉の開始で合意する見通しです。