26日からのゴールデンウィークを前に「イット!」が向かったのは、千葉県の房総半島にある「道の駅 保田小学校」。
廃校となった小学校の跡地を活用した道の駅。
明治21年開校という歴史ある校舎の面影が至る所に残されていて、黒板や学習机が残る教室がそのまま宿泊施設に。
旅行サイト「じゃらん」のユニークな泊まれる道の駅ランキングで全国1位にも輝きました。
「道の駅 保田小学校」広報・白駒美紀さん:
値段は1人4200円(1泊)で、2人から予約できます。
1泊4000円ほどと格安で学校に泊まれるとあって、ゴールデンウィーク期間中はほぼ満室だといいます。
さらに食堂も、食器から献立まで昔懐かしの給食の雰囲気を味わえるとあって、にぎわっていました。
食事をした人は「クジラは小学校以来に食べたので、なつかしい」「揚げパンとかうれしかったね」と話しました。
校長室や運動会の表彰台など、学校ならではのフォトスポットでの撮影や、キッズスペースなど無料で楽しめる施設も充実した道の駅。
さらに体育館を活用した市場では、新鮮な地元野菜を100円台の格安で販売。
早くも東京から来た旅行客の姿もありました。
東京から来た客は「ホウレンソウとキャベツとナバナとお芋とスナップエンドウ。100円台はない 、東京は」と話しました。
ゴールデンウィーク後半にはイベントが開かれ、学校横の田んぼでの田植え体験などが行われます。
2025年のゴールデンウィークは、後半戦が始まる5月3日ごろから気温が上がり、東京都心も夏日が続くなど、この時期としては10年に一度の暑さとなる予想に。
せっかくのゴールデンウィーク、快適に過ごせる場所を探すと、24日午後6時過ぎ、大行列ができていたのは東京都庁の展望室。
地上202メートルから都心のビル街を一望できます。
誰でも無料で入れるとあって、連日大混雑。
さらに都庁では、ゴールデンウィークの夜を楽しめる無料イベントがありました。
都庁前広場の芝生に集まった人たちが庁舎を見上げる中、庁舎に映し出されたのは、東京の夜を彩るプロジェクションマッピング。
アメリカから来た人は「ダイスキデス。最高、とてもすごいし、公共サービスとしても良い」と話し、ドイツから来た人は「パックマンのは良かった。お金を払っても見る価値がある。高すぎなければ」と話しました。
ゴールデンウィーク中も毎日無料で上映される予定ですが、訪れているのは外国人観光客ばかり。
見に来た人は「日本人が結構少ない感じがした。ぜひ日本の人に見てほしい」と話しました。