岐阜県関市の「ご当地映画」を巡る問題で、市側は制作会社が補助金返還の督促状の期限前日である4月24日朝時点で入金していないことを明らかにしました。
関市を題材にしたご当地映画「名もなき池」を巡っては、市が制作会社「イロハ・スタンダード」に補助金2000万円を支給しましたが、映画の上映方法などが補助金交付の条件を満たさないとして、制作会社に全額の返還を求めています。
山下関市長:
「今朝の段階で納められていただいてない状況。まずお金を返してほしい。名誉回復したいということの1点でございますので」
関市の山下清司市長は記者会見で、制作会社に送った督促状の期限前日である24日朝の時点で納付されていないことを明らかにしました。
山下市長は納付期限の25日に納付されない場合、再度督促状を出すことや、提訴を検討する考えを改めて示しました。