これから夏に向けて、紫外線対策がますます欠かせません。直射日光を防ぐだけではなく、あらゆる方向からやってくる“3つの光”への対策が必要です。

 紫外線のリスクは、シミやしわ、そばかすのほか、皮膚の老化を早めたり、皮膚がんの原因になるほか、目への影響として白内障もあげられます。

 美容のためだけではなく、最近では紫外線を浴びることで、活性酸素が体の中で作られ、免疫力にも影響を与えるのではないかと言われています。

 紫外線は太陽から直接浴びる「直射光」だけでなく、直接光が大気中の分子に当たり散乱した「散乱光」と、壁や地面に反射した「反射光」があり、私たちは、3方向から紫外線を浴びています。

 直射光より散乱光の方が紫外線量が多く、季節によっては倍ほど多いこともあるそうです。パラソルの下にいたり、帽子をかぶっていても、家に帰ってほてっているというときは、周りや下からの反射で日焼けをしていることになります。

 日傘や帽子だけでは、散乱光や反射光を防げないので、サングラスのほか、UVカットの洋服やスカーフ・手袋をつけたり、日焼け止めも有効です。最近では男性用のアームカバーも販売されています。

東海テレビ
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