メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースは16日(日本時間17日)、ホームでコロラド・ロッキーズと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場。
第1打席で2試合ぶりの6号ホームランを放つなど、5打数2安打、2打点の成績だった。
スポーツ実況取材歴40年のフジテレビ・三宅正治キャスターとお伝えします。
三宅正治キャスター:
大谷選手のホームランですが、打った瞬間どころか僕は打つ前から入ったなと思うぐらいものすごい当たりだったと思いますけどね。優さん、飛距離も音も超特大の一発だった。今年一番の当たりだったんじゃないですか?
MLB取材キャスター・鈴木優さん:
今季最長飛距離ということで、打球音がすごい音してましたね。どこまで飛んでいくのかという当たりでした。
三宅正治キャスター:
そして、実は先頭打者ホームランの直後にヒヤリとするシーンがあったんですね。一瞬なのでよく見てください。ホームランを打ってベンチに戻った直後、ベッツ選手のファウルボールが大谷選手の背中に。ヒヤリとしたシーンでしたが、大谷選手は大丈夫とばかりに、あのお決まりポーズを披露していました。いい笑顔を見せてくれていますね。そして17日の極みは、大谷選手まさかの“打率ゼロ”。これは16日までの得点圏打率ですね。つまり、味方のランナーが2塁か3塁にいるときの打率。実は得点圏で9打席回ってきていたんですが、まだノーヒットだったんですよね。
宮司愛海キャスター:
チャンスに強いイメージがありましたけど、今シーズンは意外な展開ですね。
三宅正治キャスター:
しかし、17日の第2打席で今シーズン初タイムリーを記録しました。そして、得点圏打率は1割4分3厘になりました。2024年は3割近かったので、これから徐々に上がっていくと思いますけどね。まだ打席数も少ないので。
青井実キャスター:
あと、下位打線が不調でしたからね。
三宅正治キャスター:
これからチャンスが。17日も下位打線がすごく当たっていたので、チャンスでいい集中力で打席に入れるような感じになると思います。そして、17日の試合の前に気になるシーンがあったんです。ロバーツ監督がマンツーマンで身振り手振りで指導したんです。かなり熱心な様子だったんですが、これがもしかして17日の特大ホームランにつながったんだろうかと思うんですが、これ優さん、バッティングの指導なんですか?それともピッチング?
MLB取材キャスター・鈴木優さん:
これは指導というよりは、会話の中のコミュニケーションでのアドバイスだったということを監督は言っていますが、見ているかぎり、ピッチングの時の左手の使い方をバッティングのフォームとかを使いながら説明していたように見えました。
三宅正治キャスター:
バッティングの時にはこういうふうにやるわけだからピッチングもこうなんだよ、という感じということですか?
MLB取材キャスター・鈴木優さん:
まさにそうです。
青井実キャスター:
18日は移動日で、週末はサタデー由伸、サンデー朗希ですが、このあたり楽しみですね。