15日に「イット！」取材班が訪れたのは、神奈川・藤沢市にある1軒のお宅。

住人の女性が明かしたのは、車泥棒による被害。
そして、事件当日に目撃したのは、身の毛もよだつ恐怖の瞬間だったのです。

被害女性：
（自分の車の）運転席に知らない男の人がいて…怖かったですね。頭の中が真っ白になって。

9日午前0時半過ぎ、リビングでくつろいでいた女性。
すると、猫が窓の外を気にするそぶりを見せます。

そして、しばらくすると女性は慌てて部屋の外へ。
一体、何が起こったのでしょうか。

戻ってきた女性が発したのは、「車が盗まれた！」という衝撃のひと言でした。

自宅の駐車場に止めていた車が、何者かに盗まれたのです。

被害女性：
（部屋の窓から）車の光…テールランプが見えて、ハッと思って何も考えずに（家から）出て、ここに車が止まっていたんですけど、車の助手席のドアをパッと開いて、（車内を）のぞき込むように入ったんですよ。そうしたら運転席に知らない男の人がいて、そこでハッ！と固まって。

状況を確認しようと女性が助手席のドアを開くと、運転席に見知らぬ人物の姿。
何と、車泥棒と鉢合わせしたといいます。

被害女性：
顔はちゃんと見られていないんですけど、怖かったですね。その後、頭が真っ白になって…。

恐怖で車を降りた女性は、窓をたたくなどして抵抗したといいますが、無情にも車は走り去っていきました。

その後、自宅から30分ほど離れた場所で、車に積んでいた自転車や荷物などが警察によって発見されましたが、そこには愛車はなかったといいます。

被害女性：
本当に思い出がいっぱいの車でした。時間はたってもいいので、どこか遠くのパーキングに止まっていたとしても返してほしいです。

警察によると、女性が住む地域では住宅街で車が盗難される被害が相次いでいて、同一犯の可能性も視野に入れ調べを進めているということです。