大手ガス機器メーカー「リンナイ」は、浴室暖房乾燥機が原因の火災が確認されたとして、37万台余りのリコールを発表しました。
リコールの対象となるのは、2003年8月から2020年8月までに製造した3つの浴室暖房乾燥機です。
経年劣化によって発火の恐れがあるとして、2019年から2025年1月までに7件の火事が起き、このうち兵庫県では住宅が全焼したということです。
これらの機種はリンナイだけではなく、東邦ガス、東京ガスなどのブランドでも販売されていて、対象は合わせて37万台余りに上ります。
リンナイは、換気運転以外の使用中止を呼びかけ、無償での点検・修理の受付をウェブサイトで始め、電話では17日から始めます。