鋳物の一大産地として400年以上の歴史がある街、富山・高岡市。
そんな銅器のまちを汚す、卑劣な犯行が目撃されました。
店先に置いてあった銅像を運び出す、2人組の“銅像泥棒”です。
12日深夜、店の前で止まった黒い車。
すると、全身黒ずくめの2人組が降りてきます。
1人が銅像の上を持ち、もう1人が下を持つと、重たそうにして2人がかりで引きずりながら車へと移動。
荷台に詰め込み、あっという間に盗み去っていきました。
盗まれた銅像は、腕を伸ばして上体を曲げるポーズをとる“体操坊や銅像”。
150年以上続くお店のシンボルだといいます。
銅像を盗まれた被害者:
地金(として換金)目的で盗まれたと思うが、浅はかな考えで持ってかれたと思うと、むなしい気持ちでいっぱい。
また、店舗周辺でも同様の被害が相次いでおり、合わせて4体の銅像が盗まれました。
警察は窃盗の疑いで捜査しています。