ここ最近、鹿児島のアメリカへの輸出を牽引してきた牛肉、ブリ、お茶。
関税引き上げによりアメリカ国内でそれらの価格が上がる可能性もあります。
輸出関連業者の受け止めは三者三様でしたが、経済の専門家はそれにともなうリスクを次のように分析しました。
九州経済研究所 経済調査部・福留一郎部長
「養殖ブリ・茶・牛肉がある程度嗜好品的な扱いということであれば、資産のある、購買力のある方々は買ってくれる期待はできるが、ただ株がかなり下がっているので、富裕層の資産もだいぶ目減りしている。そこでマインドの悪化があると消費が落ちて買われなくなってしまうリスクもある。鹿児島県は特に農産品の輸出をかなり拡大してきているので、そこへのマイナス影響というのが一番懸念される」