9割以上が「歩きスマホは危ない」と感じていました。
「歩きスマホ」の実態を調べるため、電気通信事業者協会(TCA)とNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯電話各社が首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)と関西圏(大阪・京都・奈良・兵庫・滋賀・和歌山)に住むスマホ所有者を対象にインターネット調査を行い、その結果が公表されました。
それによりますと、97%の人が「歩きスマホは危ないと思う」と認識している一方で、「歩きスマホをすることがある」と回答した人が首都圏エリアで49%、関西エリアで47%とどちらも半数近くにのぼりました。
歩きスマホをする理由は首都圏エリアでは「移動しながら時刻表や地図アプリを使用するのが便利だから」が33%で最も高かった一方、関西エリアでは「スマホをみることが癖になっているから」が31%と最高でした。
歩きスマホをしていて、実際に危ないと感じたことがある人は8割以上(首都圏88%、関西圏86%)にのぼっていて、携帯電話各社は歩きスマホをやめるよう改めて呼びかけるとともに、調査結果を踏まえて引き続きマナー向上に取り組んでいくとしています。