昭和の青春ドラマなどで人気を集めた俳優の井上純一さん(65)が、酒気帯び運転で事故を起こしていたことがわかった。
この記事の画像(15枚)中央分離帯に衝突後、対向車にもぶつかる
事故があったのは7月4日、東京・港区芝浦の路上で、井上さんは酒を飲んだ状態で車を運転。中央分離帯に衝突したあと、対向車線を走る車にもぶつかった。
井上さんは、昭和の人気ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」や「池中玄太80キロ」などに出演し、近年は舞台などで活躍している。
関係者によると、井上さんは乗用車を運転中、中央分離帯にぶつかり、反対車線を走っていた軽自動車にも衝突したという。
事故発生時に現場近くにいた人は、「ドーンという音がして、救急車とパトカーが来て」と当時の様子を語った。
酒気帯び運転の疑いで任意で事情聴取
この事故によるけが人はいなかったが、井上さんからは呼気検査でアルコールが検出され、警視庁が酒気帯び運転の疑いで任意で事情聴取していることがわかった。
自転車に接触も立ち去ったか
しかし、事故はそれだけではなかった。
井上さんが事故を起こした直前、自転車に乗った20代の男性が「乗用車と接触して転倒した」と通報。男性はけがをしていて、警視庁は、井上さんの車が男性の自転車に接触後、その場を立ち去ったとみて調べている。
井上さんは自身のホームページに以下のような謝罪文を掲載した。
(ホームページより抜粋)
このたびは、私の酒気帯び運転により、被害者の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
何よりも自転車の転倒でお怪我を負わせてしまった男性と、事故時の破片で運転中のお車に損傷を与えてしまった男性には、心より深く深くお詫び申し上げます。
(「イット!」7月10日放送より)
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