北朝鮮軍の兵士が18日、軍事境界線を越え、韓国側に一時侵入したと韓国軍が発表しました。
韓国軍は18日午前8時半ごろ、朝鮮半島の非武装地帯で作業していた北朝鮮兵士20～30人が韓国側に侵入したと明らかにしました。
韓国軍が警告射撃などを行ったところすぐに北朝鮮側に戻ったということです。
韓国軍関係者によりますと現場は茂みで標識が見えにくいことなどから軍事境界線をわざと越える意図はなかったとみられます。
これに先立ち9日にも、北朝鮮軍の一部が韓国側に侵入する事案が発生しています。
南北の境界付近ではこのところ北朝鮮による地雷の埋設や防壁を建設する動きが確認されていて、相次ぐ韓国側への兵士侵入はこれらと関連があるとみられています。
