サルの目撃情報が、名古屋市内で相次いでいます。23日午後5時半頃には、千種区の城山八幡宮で目撃されたという情報もあり、警察は見つけても近づかないよう呼びかけています。

 天白区元植田の住宅街で23日午前7時半ごろ、歩道を歩く1匹のサルが目撃されました。

目撃した人:
「子ザルよりちょっと大きくなったかなという程度だと。特別、威嚇する様子もなく、交差点を天白川の方に普通に冷静に歩いていきました。バス停で気が付いた人たちは『えっ』という顔をしとったけど」

 警察と名古屋市によりますと、サルは22日午後5時ごろに天白区の平針駅近くで目撃されて以降、これまでに15件以上の通報が相次ぎ、23日の日中には昭和区でも複数の場所で目撃されています。

 サルは、最初の目撃された天白区から隣接する昭和区へ直線距離で7キロほど移動しているとみられ、午後4時過ぎには、名古屋大学の西側、昭和区と千種区の境目の地域で目撃されています。

目撃した男性:
「ここにいたんです。パッと見たらバス停に小学生がいたので、危ないと思って帰らせようと思って、振り返ったらもういなかったんです。そしたらもう上にいたんです。あっちの方へ行って、屋根から見えなくなったんです」

 さらに午後5時半頃、千種区の城山八幡宮でも目撃されました。現場付近では、警察官がパトカーで巡回していて、「猿を見かけても近づかないようしてください」などと、マイクを使って呼びかけていました。

 サルに襲われた人はいないということですが、警察には目撃したという通報がひっきりなしに寄せられていて、件数が把握できないほどだということです。

※画像は視聴者撮影

東海テレビ
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