小矢部市では29日、豪華絢爛な花山車が練り歩く石動曳山祭が行われています。

石動曳山祭は、およそ270年前、石動愛宕神社の春季祭礼にあわせて各町内で花山車を曳いたのが始まりで、29日は10の町内から住民200人余りが出て練り歩きました。

山車の高さは、高いもので7メートル以上。
コロナ禍や悪天候などで2019年以来の5年ぶりの一斉巡行となり、花山車には町内の子どもを乗せ拍子木や笛にあわせながら、町の若衆がゆっくりと曳きまわしていました。

*見物客は
「全部屋根みたいなお花が飾ってあるから良い」
「華やかな雰囲気で、初めてきたが楽しそう。これからもずっと長く続いていけばいい」

*石動曳山連盟 吉田常良会長
「長い間祭りができなかったが、どうにか今年できたということで感慨深いというか、山町の人間ですから本当にうれしい」

花山車は、提灯山車に装いを変えて午後8時半まで町内を練り歩きます。

富山テレビ
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